*チェチェンで同性愛者迫害が横行
記事年月 | 2017年4月-6月 |
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号数 | 75 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-6. 東ヨーロッパ】 |
国名 | ロシア |
トピック | |
記事タイトル | *チェチェンで同性愛者迫害が横行 |
本文テキスト | 独立系新聞『ノーバヤ・ガゼータ』は4月、チェチェンの治安当局者が100人以上の男性同性愛者を拘束し、莫大な金銭の支払いや仲間に関する情報提供を求め、殴打や電気ショックなどの拷問を加えていると報じた。チェチェンはイスラム教徒が多数派で、カディロフ首長の下で保守的な傾向を強めているが、周囲のイスラム系共和国では類似の問題は起きていないことから、イスラム教保守主義の影響ではなく、金品目当ての組織的犯罪との見方が強まっている。しかし背景には、同性愛を「恥」とみなす家族や周囲の人に知られることを恐れ、被害者が泣き寝入りするしかない社会環境がある(毎日5/11ほか)。 |