*ルペン候補が「ライシテ」強調
記事年月 | 2017年4月-6月 |
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号数 | 75 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-7. 西ヨーロッパ】 |
国名 | フランス |
トピック | |
記事タイトル | *ルペン候補が「ライシテ」強調 |
本文テキスト | 大統領選挙戦で極右・国民戦線のルペン候補は、これまで主張してきたイスラム過激主義との戦いに加えて「ライシテ(政教分離)」遵守を掲げ、ブルキニ水着の着用から、モスクを閉鎖された地域のイスラム教徒が路上で礼拝を行っていることまでライシテ違反として俎上に載せた。「フランス反イスラム憎悪団体」(CCIF)のマルワン・モハメド会長は、ライシテがイスラム教徒の排斥に利用されていると憤る。5月3日のテレビ討論会では、社会の多様性重視を打ち出したマクロン候補をルペン候補がイスラム過激主義に迎合していると批判し、マクロン候補はそのような考え方こそがテロを生んでいると応戦した(毎日4/17ほか)。 |