*皇居など多言語対応の案内アプリ配信

*皇居など多言語対応の案内アプリ配信

記事年月 2017年4月-6月
号数 75
媒体 国内
大分類 【A-7.皇室】
国名 日本
トピック
記事タイトル *皇居など多言語対応の案内アプリ配信
本文テキスト  宮内庁は5月16日、皇居と京都御所を6ヶ国語で案内するスマートフォン向け無料アプリ「宮内庁参観音声ガイド(Imperial Palaces Guide)」の配信を開始した。同アプリはスマートフォンのGPS機能を用い、皇居と京都御所内の計82施設に利用者が近付くと解説が表示される仕組み。案内は日・英・中・韓・西・仏語で提供されており、外国語については日本語の単純な翻訳ではなく、予備知識のない外国人に向けた基礎的な情報が付け加えられている。同庁によれば、2016年の皇居・東御苑の入園者数は1968年の公開以来過去最高を記録している。150万人弱の入園者数のうち外国人が4割を占めていたものの、引率の係員による説明は日本語が中心であったために、天皇や皇居についての歴史をもっと知りたいという声が大きかった。2020年の東京オリンピックに向けて更なる観光客が見込まれており、同庁は同アプリを「より多くの人に利用して欲しい」と話す(朝日・東京・夕5/16ほか)。
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