*右翼政党党首のブルカ着用に批判
記事年月 | 2017年7月-9月 |
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号数 | 76 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-1. 東アジア・太平洋地域】 |
国名 | オーストラリア |
トピック | |
記事タイトル | *右翼政党党首のブルカ着用に批判 |
本文テキスト | 右翼政党ワンネーションの女性党首であるポーリン・ハンソン上院議員が8月17日に、顔を含む全身を覆う黒いブルカ姿で議場に出席したことで一時騒然となった。イスラム教徒ではないハンソン氏は10分後にブルカを脱ぎ、治安上の理由を挙げて政府に公共の場でのブルカ着用禁止を求めた。これに対しブランディス司法長官は「宗教的な衣服をばかにするのはぞっとする行動」と強く批判し、「禁止にはしない。豪州にいる50万人のイスラム教徒の圧倒的多数は、法を守るよき豪州人だ」と要求を一蹴した。ハンソン氏は1996~98年に下院議員を務め、アジア系移民の受け入れ反対を主張した。2016年7月の上下院同時選挙では、「反イスラム」を主張してワンネーションを率い、同党から自身を含む4人が上院に当選した(朝日8/18ほか)。 |