*東南アジアに広がる民話『12人姉妹』
記事年月 | 2017年7月-9月 |
---|---|
号数 | 76 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-2. 東南アジア】 |
国名 | カンボジア |
トピック | |
記事タイトル | *東南アジアに広がる民話『12人姉妹』 |
本文テキスト | 6月30日、「女夜叉と空駆ける馬 『12人姉妹』が映す東南アジアの風土・王・民」と題するシンポジウムが、東京都新宿区の国際交流基金アジアセンターで行われ、カンボジア、タイ、ラオスなど、東南アジアに広く分布する民話『12人姉妹』を描いた映画2作品が参考上映された。物語は、貧乏ゆえに森に捨てられた後、揃って国王妃となる幸運に恵まれながら、夜叉(妖術使い)の女に苦しめられる12人の姉妹を描いたもの。後半では、姉妹の息子の1人が空駆ける馬に跨る王子へと成長し、母たちを救うために夜叉の娘を魔法で殺害する。カンボジアでは、国内に実在する山などにちなんで語られてきた民話で、1968年にリー・ブン・ジム監督によって映画化されていた(毎日・夕8/7)。 |