*「改葬」が急増、トラブルも
記事年月 | 2017年7月-9月 |
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号数 | 76 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-3.習俗・慰霊】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
記事タイトル | *「改葬」が急増、トラブルも |
本文テキスト | 遠方にある先祖の墓を自宅近くに移す「改葬」が急増している。厚生労働省によれば2015年度の改葬の届け出件数は9万1567件で、前年度と比べ約8千件増加した。地方出身の団塊世代が実家の墓を移動させる事例が増えているといい、改葬関連の手続きを代行する会社も登場している。 改葬の増加に伴い、トラブルも発生している。改葬するには自治体に「改葬許可申請書」を提出せねばならず、これには墓の管理者の署名捺印が必要となる。墓の管理者が寺院である場合、檀家が抜けて布施収入が減ることを危惧する寺院側から「離檀料」などとして布施を求められる場合がある。法外な布施を要求され、国民生活センターや法律の専門家に相談する事例もあるという(産経・東京8/16ほか)。 |