*ビル型納骨堂建設計画、住民らが提訴
記事年月 | 2017年7月-9月 |
---|---|
号数 | 76 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-3.習俗・慰霊】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
記事タイトル | *ビル型納骨堂建設計画、住民らが提訴 |
本文テキスト | 大阪市淀川区の住宅街に建設予定のビル型納骨堂をめぐって、周辺住民らが8月25日、市の経営許可処分取り消しを求めて提訴した。訴状などによれば、納骨堂建設を予定しているのは大阪府門真市の宗教法人「宝蔵寺」。建設予定の納骨堂は6階建ての「搬送式納骨堂」で、約6千の遺骨を収納できるという。同市は納骨堂の経営に関して、付近の生活環境を著しく損なう恐れがなければ経営できるという規定を設けているが、住民は同寺の運営実態に疑問があるとして「周辺住民の理解を得ておらず、生活環境を著しく損なう」と主張。市側はコメントしていない。 利便性の良いビル型納骨堂は都市部で増加しているが、東京都調布市や滋賀県大津市、千葉県浦安市などでも設置をめぐって周辺住民らが反対するケースが複数見られ、建設規制を強化する自治体もある(産経・大阪・夕8/25、読売・大阪・夕ほか)。 [→『ラーク便り』67号31頁参照] |