*断交中のカタール巡礼者を受け入れへ
記事年月 | 2017年7月-9月 |
---|---|
号数 | 76 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
国名 | サウジアラビア |
トピック | |
記事タイトル | *断交中のカタール巡礼者を受け入れへ |
本文テキスト | ハッジ(大巡礼)のため聖地メッカを訪れる巡礼者に限り、6月から断交している隣国カタールとの国境にある検問所の開放を政府が決定したと、8月17日に報じられた。サウジアラビアのムハンマド皇太子とカタール王族の特使との会談において合意に至った。サウジアラビアは巡礼者に対する国境開放に加え、サルマン国王の負担で航空機をカタールの首都ドーハに派遣し、メッカ付近の空港まで巡礼者を移送する措置も講じるとする。しかし巡礼以外の経済封鎖は続行するとされ、今回の決定が断交問題解決の糸口になる見通しは立っていない(読売8/18ほか)。 [→『ラーク便り』75号51頁参照] |