*ハマスが自治政府主流派と和解交渉へ
記事年月 | 2017年7月-9月 |
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号数 | 76 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
国名 | パレスチナ |
トピック | |
記事タイトル | *ハマスが自治政府主流派と和解交渉へ |
本文テキスト | 9月17日、パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム原理主義組織「ハマス」が、ヨルダン川西岸を治める自治政府主流派「ファタハ」との和解協議に応じるとする声明を発表した。ガザの事実上の行政機構「行政委員会」の廃止や、ファタハ主導の暫定統一政府樹立のための評議会選挙の実施など、アッバス議長が要求する和解の条件を受け入れるという。自治政府側が4月からガザに対する電力供給の制限措置を取ったため、住民の生活に支障を来たしていることなどから、5月にハマスの最高指導者に就任したハニヤ氏は事態打開のため対話に踏み切ったとみられる。2006年の評議会選挙でファタハに圧勝したハマスは翌年ガザを武力占拠し、ヨルダン川西岸の自治政府と分裂状態にあった(東京9/18ほか)。 |