*大戦末期の女子修道院を描く映画『夜明けの祈り』
記事年月 | 2017年7月-9月 |
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号数 | 76 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-6. 東ヨーロッパ】 |
国名 | ポーランド |
トピック | |
記事タイトル | *大戦末期の女子修道院を描く映画『夜明けの祈り』 |
本文テキスト | 映画『夜明けの祈り』(8月5日公開、2016年製作)は、第二次世界大戦末期にポーランドに進軍したソ連兵が女子修道院を襲い、修道女が凌辱され数人が妊娠した実話に基づく作品。被害者でありながら自らを恥じ、神の罰を怖れ、妊娠中絶も禁じられている修道女たちは深い苦悩のなかで祈る。宗教に批判的な社会主義当局に知られれば、修道院が閉鎖されかねないなか、内密に救護を求められたフランス赤十字の若い女性医師マチルドが奮闘する。フォンテーヌ監督は、修道女らがマチルドの力を借りながら、自ら進む道を選んでいく展開に希望をたくした。6月にバチカンで上映会を行った際にはほとんどの神父や修道女が涙したという(毎日・夕8/4ほか)。 |