*大阪の古墳群、世界遺産国内候補に
記事年月 | 2017年7月-9月 |
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号数 | 76 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-7.皇室】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
記事タイトル | *大阪の古墳群、世界遺産国内候補に |
本文テキスト | 文化審議会は、百舌鳥(もず)・古市古墳群(大阪府)を2019年の世界文化遺産登録に向けた国内候補として推薦することを、7月31日に決定した。古墳群は4世紀後半〜5世紀後半に築かれた49基からなり、国内最大の古墳である仁徳陵古墳や2番目に大きい応神陵古墳などが含まれる。現在の堺市や羽曳野市、藤井寺市に当たる地域に分布している。古墳群は2010年に国内候補の暫定リストに記載されたが、3度落選していた。文化審は、古墳群がヤマト王権のもとで伝播した文化のシンボルである点や古代日本の文化や技術を示す希少な物証である点を評価した。政府は閣議了解のうえ、2018年2月までに正式な推薦書を国連教育科学文化機関(ユネスコ)に提出する見通し。登録が決定すれば大阪府では初の世界遺産となる(朝日・大阪8/1ほか)。 |