*安楽死の適用範囲の拡大を検討
| 記事年月 | 2017年7月-9月 |
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| 号数 | 76 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-7. 西ヨーロッパ】 |
| 国名 | オランダ |
| トピック | |
| 記事タイトル | *安楽死の適用範囲の拡大を検討 |
| 本文テキスト | オランダでは2002年に「耐え難く絶望的な苦痛」がある患者の自発的な要請に基づく安楽死が法制化されたが、2016年10月にスヒッペルス保健相が安楽死の適用される条件を緩和する提案を行ったことで、国内に波紋が広がっている。政府は2017年末までに新法案をまとめるとしており、新たに「生きるのに疲れた」「配偶者との死別などで孤独を感じる」などを安楽死の適用条件に含むことが検討されている。王立医師会は条件緩和に反対しており、連立協議の最中である4党の意見も一致していない。「民主66」は積極的に推進する立場をとるが、「キリスト教民主勢力」と「キリスト教連合」は強硬に反対している。第1党の自由民主党内でも、年齢制限の設定をめぐり議論がある(毎日7/5ほか)。 |