*シモーヌ・ベイユ氏が死去
記事年月 | 2017年7月-9月 |
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号数 | 76 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-7. 西ヨーロッパ】 |
国名 | フランス |
トピック | |
記事タイトル | *シモーヌ・ベイユ氏が死去 |
本文テキスト | 6月30日、人工妊娠中絶を認める、通称「ベイユ法」の生みの親である政治家シモーヌ・ヴェイユ氏が死去した。同氏は南部ニースのユダヤ系家庭に生まれ、戦時中にはアウシュヴィッツ強制収容所に送られた経験もある。保健相に起用された1974年、カトリック主要国では初めて妊娠中絶の合法化に踏み切った。女性から熱烈な支持を得たが、保守層の反対は根強く、国会では「ナチスの虐殺と同じ」と批判され、自宅の壁にかぎ十字を描かれたこともあった(日経・夕9/6ほか)。 |