*「繁栄の神学」の災害支援の姿勢に批判
記事年月 | 2017年7月-9月 |
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号数 | 76 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-8. 北米・中南米】 |
国名 | アメリカ |
トピック | |
記事タイトル | *「繁栄の神学」の災害支援の姿勢に批判 |
本文テキスト | テキサス州ヒューストンで8月29日に「繁栄の神学(繁栄の福音)」と呼ばれるキリスト教の一派のメガチャーチが開設されたが、その際の対応に批判が集まっている。8月末にテキサス州をハリケーン「ハービー」が襲い、16万8千席を有する同教会は避難所として被災者を受け入れると発表したが、嵐の最中に教会を開放しなかったためだ。SNS上で批判を受けた牧師のジョエル・オスティーンは、「市が避難所としての利用を求めなかった」と釈明している。繁栄の神学は近年拡大している福音派の一つで、ポジティブ思考と教会への参加を行えば、金銭的な成功や健康という神からの報いがあるという教えを中心とする。また、トランプ大統領の就任式にも同派の指導者が招かれている(International New York Times9/1)。 [→『ラーク便り』74号56頁参照] |