*コプト正教会のアレキサンドリア教皇タワドロス2世が来日

*コプト正教会のアレキサンドリア教皇タワドロス2世が来日

記事年月 2017年7月-9月
号数 76
媒体 専門紙
大分類 9月
国名 日本
トピック キリスト新聞 カトリック新聞 クリスチャン新聞
記事タイトル *コプト正教会のアレキサンドリア教皇タワドロス2世が来日
本文テキスト  コプト正教会の第118代アレキサンドリア教皇タワドロス2世が8月26日に来日し、2016年7月に創設された京都府木津川市の聖母マリア・聖マルコ・コプト正教会で信徒と共に、アラビア語、コプト語、英語、日本語で礼拝した。<東方諸教会の首長来日は史上初で、日本キリスト教史に記憶される歴史的訪問>。記者の質問のなかで、<テロがコプト正教会を狙っているというのは誤解であり、市民社会の分断を狙った暴力であることを指摘し、特に宗教とは関係ないと語った>。また宗教改革500周年に関しては、「改革という言葉は常に良い言葉です。しかし、1世紀から15世紀まで教会の歴史があります。何を大切にしてきたのかをよく学ぶ必要があります」と答えた。28日以降は東京で報道各社の取材に応じ、小池百合子都知事、河野太郎外務大臣らと面会した。なお記事中、コプト語学者・宮川創氏(ゲッティンゲン大学)のコメントに次の部分がある。<外務省の「コプト教は、コプト正教会に属するキリスト教の一派」(9月5日16時時点のHP)という表記は誤りだと思われます。コプト正教会は非カルケドン派のエジプト土着のキリスト教であり、「コプト教」はこの教派の日本での別称です>(キ11日付)。
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