*江戸時代の入寺帳2万人分をデータベース化

*江戸時代の入寺帳2万人分をデータベース化

記事年月 2017年7月-9月
号数 76
媒体 専門紙
大分類 9月
国名 日本
トピック 中外日報
記事タイトル *江戸時代の入寺帳2万人分をデータベース化
本文テキスト  江戸時代に浄土宗僧侶となるため関東十八檀林に集まった修学僧の名簿「入寺帳」の一部がこのほどデータベース(CD-R)化され、増上寺から頒布されている。作業を行ったのは阿川雅俊・興林寺(八王子市)住職で、10年の歳月をかけ、1669~1868年に増上寺に入寺した2万2811人分をデータベース化した。出身寺院・師僧名が記載されており、寺院同士や子弟の関係なども読み取れる。江戸時代、僧侶になるには最低15年間の修行が必要で、約4割の僧侶が途中で死去したという。阿川住職は「命懸けで修行した少年僧の存在を、出身寺院の住職方に知ってほしい」と話す(27日付)。
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