*200年ぶりに北斎大だるま再現

*200年ぶりに北斎大だるま再現

記事年月 2017年10月-12月
号数 77
媒体 国内
大分類 【A-2.仏教】
国名 日本
トピック
記事タイトル *200年ぶりに北斎大だるま再現
本文テキスト  本願寺名古屋別院(浄土真宗本願寺派)では11月23日、葛飾北斎が描いた達磨大師の半身像を再現する催しが開かれた。達磨大師の半身像は1817年秋、同院で北斎本人により120畳大の和紙の上に即興で描かれた大作。今回の催しは2018年に開創300年を迎える同院の記念事業として実施され、半身像が当時とほぼ同じ材料、手法で再現された。大学院生や日本画家らが約2時間15分をかけて完成させた後、本堂の屋根までつり上げてお披露目となった。模写を手掛けた日本画家は「掲揚され、風になびく大だるま絵の迫力は自分でも驚くほど。北斎の才能をあらためて実感した」と語った。同院は当初、公開を予定していなかったが、反響が大きかったため急遽公開を決めた(中日・名古屋11/24、毎日・名古屋11/28)。
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