*カトリック教会とルーテル教会が初の共同行事
記事年月 | 2017年10月-12月 |
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号数 | 77 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-4.キリスト教】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
記事タイトル | *カトリック教会とルーテル教会が初の共同行事 |
本文テキスト | 宗教改革の開始から2017年で500年を迎えることを記念し、日本カトリック司教協議会とプロテスタントの日本福音ルーテル教会は11月23日、長崎市のカトリック浦上教会で合同礼拝を行った。国内でカトリック教会とルーテル教会が共同主催行事を行うのは初めて。カトリック信者が多数弾圧された「浦上四番崩れ」から2017年で150年を迎えることもあり、キリシタン弾圧や原爆投下などの歴史を持つ長崎で開催することにしたという。 世界的に見れば、1967年以降50年間にわたって対話を続けてきたカトリック教会とルーテル教会は、2013年に共同文書「争いから交わりへ」を発表。日本でも2013年頃から平和と連帯を発信するべく記念行事を計画し、今回の合同礼拝開催に至った。合同礼拝には全国から信者ら約1,200人が集まり、信者からは「長年の対立を乗り越えて和解している姿を被爆地から発信し、世界に平和を訴えたい」との声も聞かれた(読売・福岡・夕11/21、長崎・長崎11/24ほか)。 [→『ラーク便り』59号40頁参照] |