*アレフ、過料処分取り消し請求棄却

*アレフ、過料処分取り消し請求棄却

記事年月 2017年10月-12月
号数 77
媒体 国内
大分類 【A-5.新宗教】
国名 日本
トピック オウム真理教(現・Aleph(アレフ)・ひかりの輪)
記事タイトル *アレフ、過料処分取り消し請求棄却
本文テキスト  アレフが東京都足立区に対する活動報告を拒んだとして区が過料処分を科したことを不当とし、アレフが処分の取り消しを求めた訴訟の判決で、東京地裁は12月25日、処分を適法と認め、請求を棄却した。
同区は2010年、「反社会的」と認めた団体に対して活動報告を義務付ける条例を設けた。条例に基づきアレフに過料を科したが、アレフは取り消しを求めて区を提訴。2014年5月にアレフの勝訴が確定し、同年10月、区は個人情報保護に留意するよう条例を改正した。これに基づきアレフに改めて過料を科し、2016年にアレフが提訴していた。
アレフ側は、区が報告内容の一部をホームページなどで公表するとしたことについて「信者の個人情報が公表され、不利益が生じる恐れがある」などと主張していたが、これに対し地裁は「条例の規定によれば、個人情報が原則、公表されることがないのは明らか。(信者に)不利益が生じる具体的な恐れはない」とし、アレフ側の訴えを退けた(毎日・東京12/26)。
[→『ラーク便り』63号27頁参照
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