*AMCで日本代表がロヒンギャと福島を関連づけて発表

*AMCで日本代表がロヒンギャと福島を関連づけて発表

記事年月 2017年10月-12月
号数 77
媒体 専門紙
大分類 11月
国名 日本
トピック キリスト新聞 カトリック新聞 クリスチャン新聞
記事タイトル *AMCで日本代表がロヒンギャと福島を関連づけて発表
本文テキスト  アジアキリスト協議会(CCA)が主催する、アジア・ミッション・カンファレンス(AMC)がミャンマーのヤンゴンで10月12~16日に開かれ、各国・地域から552人が参加した。日本からは日本基督教団、日本聖公会などから9人が参加した。川上直哉氏(仙台キリスト教連合被災支援ネットワーク・東北ヘルプ事務局長)は発表の中で、ミャンマーの「ロヒンギャ」問題についても言及。同問題に対する国連の支援がちぐはぐであることを指摘し、次のように福島と関連づけて報告している。「現場から離れた善意が、悪意に翻弄される人々を再び苦しめる。そんな現実がミャンマーにある。それはそのまま、今の福島の現実と重なっていました。現場には、同じ『被造物の呻き』がある。声にならない声。現場から離れると聞こえなくなる声。現場に寄り添うことによってだけ、聞こえる声。それを聞き取る教会が、その声を共有する場所こそ、世界の(キリスト教)協議会なのだろうと思いました」(キ1日付。ク12日付では川上氏は<文化用いて苦しさ 礼拝で表現>について報告)。なおCCAはアジア21ヶ国100教団、17の各国・地域のキリスト教・教会協議会から構成され、タイのチェンマイに事務局がある。
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