*「アバヤ着用の強制は不必要」が物議を醸す
記事年月 | 2018年1月-3月 |
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号数 | 78 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
国名 | サウジアラビア |
トピック | |
記事タイトル | *「アバヤ着用の強制は不必要」が物議を醸す |
本文テキスト | 2月9日、国の政策がイスラム法に照らして適正か否かを審議する評議会のメンバーであるムトラク師が、女性用の全身を覆う黒い衣装「アバヤ」の着用を強制する必要はないという見解を表明し、国内外で物議を醸している。ラジオ番組で同師は「節度を保つべきだが、強制する必要はない。世界のイスラム教徒の女性の90%はアバヤを着ていない」と述べた。イスラム教の厳格な戒律遵守を重んじるサウジアラビアでは、女性のアバヤ着用は法律で義務付けられている。2016年には首都リヤドでアバヤを着用していない女性が宗教警察に拘束される事件が起きた(東京2/13)。 |