*デモ拡大からイスラム過激派伸長の懸念
記事年月 | 2018年1月-3月 |
---|---|
号数 | 78 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
国名 | チュニジア |
トピック | |
記事タイトル | *デモ拡大からイスラム過激派伸長の懸念 |
本文テキスト | 1月7日、物価高騰や高い失業率に抗議する反政府デモで市民の一部が暴徒化し、14日までに800人以上のデモ参加者が拘束された。また10日には、南東部のジェルバ島でシナゴーグやユダヤ人学校に火炎瓶が投げ込まれる事件が発生。この事件とデモの関係は明らかにされていないが、過去にアルカイダ系組織によるシナゴーグを標的としたテロが起こっているため、デモの混乱に乗じたイスラム過激派の伸長が懸念されている。1月14日は2011年の民衆デモによる独裁政権打倒から7周年の記念日であったが、2015年の首都チュニスでのテロ以降、観光客は激減し、経済は低迷している(日経・夕1/15ほか)。 |