*アレフに10億円余り賠償請求
記事年月 | 2018年1月-3月 |
---|---|
号数 | 78 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-5.新宗教】 |
国名 | 日本 |
トピック | オウム真理教(現・Aleph(アレフ)・ひかりの輪) |
記事タイトル | *アレフに10億円余り賠償請求 |
本文テキスト | 「オウム真理教犯罪被害者支援機構」がアレフに対し、被害者への賠償が滞っているとして、2月2日付で東京地裁に提訴した。教団は1996年5月に破産しており、被害者らの届け出た債権約38億2千万円のうち、計約15億5千万円が被害者らに配当されている。残りの22億7千万円の債権については、2009年3月に教団の破産管財人から同機構に譲渡された。しかし教団と機構との間で賠償の協議が進まなかったため、同機構は2012年3月、東京簡裁に調停を申し出ている。簡裁は2018年1月にアレフの支払い義務を認めたがアレフはそれに応じず、今回の提訴にいたった。同機構は、オウム被害者救済法に基づく国からの給付金や、アレフによる支払いを差し引いた約10億5千万円の賠償を請求している。3月20日に行われた第1回口頭弁論ではアレフ側が訴えを退けるように求めており、争う姿勢をみせている(読売・東京2/24、赤旗3/21ほか)。 |