*独立10年で民族融和の誓いも、糸口見えず
記事年月 | 2018年1月-3月 |
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号数 | 78 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-6. 東ヨーロッパ】 |
国名 | コソボ |
トピック | |
記事タイトル | *独立10年で民族融和の誓いも、糸口見えず |
本文テキスト | ハラディナイ首相は2月17日、セルビアからの独立10周年を記念する特別閣議において「宗教や民族の違いを尊重して連携し、困難を乗り越えていく必要がある」と演説した。しかし独立記念日には、国民の9割を占めるアルバニア系住民(主にイスラム教徒)が、コソボ国旗と並べて隣国アルバニアの国旗を掲揚するなど、コソボのアルバニア化が進行している。コソボをセルビア正教の聖地とみなすセルビアはコソボの独立を未だ認めておらず、コソボも北部のセルビア系住民居住地域の自治を認めていない。現在でも異なる民族の子どもたちが同じ学級で学ぶことはないと報じられるなど、解決の糸口は見えていない(読売2/19ほか)。 |