*天皇と祭祀を主題にした政教関係を正す会の研究会
記事年月 | 2018年1月-3月 |
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号数 | 78 |
媒体 | 専門紙 |
大分類 | 2月 |
国名 | 日本 |
トピック | 神社新報 |
記事タイトル | *天皇と祭祀を主題にした政教関係を正す会の研究会 |
本文テキスト | 政教関係を正す会は2017年12月18日に神社本庁で天皇と祭祀を主題に研究会を開催した。長尾一紘・中央大学名誉教授は「象徴天皇制の諸問題 戦後憲法学を問いなおす」と題して、戦後、宮沢俊義によって築かれた主流派憲法学の天皇論を批判的に検討。そのなかで宮沢がなぜ天皇を否定したかについて、<戦時中にナチス擁護などをおこなった宮沢が公職追放を逃れるために占領軍に迎合する意味で反天皇・反日的傾向に傾斜していったのではないかと指摘>した。藤本頼生・国学院大学准教授は「近代以降の皇室祭儀と皇室関係法令について」と題して発表し、2019年の御代替りの際、退位礼や大嘗祭に関して<法的未整備を狙った訴訟が起きる虞もある>と述べた(5日付)。 |