*福島事故後のドイツ原発全廃への選択を学ぶ
記事年月 | 2018年1月-3月 |
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号数 | 78 |
媒体 | 専門紙 |
大分類 | 3月 |
国名 | 日本 |
トピック | キリスト新聞 カトリック新聞 クリスチャン新聞 |
記事タイトル | *福島事故後のドイツ原発全廃への選択を学ぶ |
本文テキスト | 福島原発事故被害者への支援を行っている活動団体や大学など14団体が主催して、ドイツ政府が設置した「安全なエネルギー供給に関する倫理委員会」の元委員であるミランダ・シュラーズ氏の講演会とトークセッションが聖心女子大学で開催された。ドイツの同倫理委員会は原子力の専門家や電力会社の関係者は1人も入れずに17人で構成。「倫理的な次元」と「安全次元」に焦点を当て、核廃棄物問題、正義の問題などの議論を行い、「再生可能エネルギー」で原発の代替ができることをメルケル首相に提言した。同首相はそれを受け入れ、ドイツは「脱原発」へと大きくかじを切った。シュラーズ氏は「『脱原発』を訴えるだけでは問題は解決しません」「(仕事の有無や省エネ建築のことなど)若者たちを巻き込んで、楽しみながら、地球全体の未来像を見せていくことが必要です」と結んだ(カ18日付)。 |