*宗像大社に中世の境内絵図の複製寄贈
記事年月 | 2018年4月-6月 |
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号数 | 79 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-1.神道】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
記事タイトル | *宗像大社に中世の境内絵図の複製寄贈 |
本文テキスト | 複合機大手の富士ゼロックスは4月23日、中世の宗像大社を描いた「宗像社境内絵図」の複製を同大社に奉納した。同絵図は江戸時代初期に作製されたもので、同大社の最後の大宮司・宗像氏貞の家臣が著した『宗像記追考』(1617年)の写本に折り込まれていた。同大社は1557年に焼失したが、同絵図は記憶に基づいて焼失以前の境内を描いたものと考えられている。焼失前の境内の様子を伝える唯一の絵図として貴重な史料だといい、同大社所蔵の実物は非公開だが、今回奉納された複製は一般にも公開される。 富士ゼロックスは2008年から社会貢献活動の一環として、自社の最新技術を活かした伝統文書の複製を行っている。今回の複製については、2017年に民間人から同大社に『宗像記追考』が寄贈されたのと同時期に、富士ゼロックスが申し出たという(朝日・福岡5/8ほか)。 |