*大統領選で候補外のサッカー選手に100万票超
記事年月 | 2018年4月-6月 |
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号数 | 79 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
国名 | エジプト |
トピック | |
記事タイトル | *大統領選で候補外のサッカー選手に100万票超 |
本文テキスト | 3月26~28日にエジプト大統領選が行われ、現職のシシ大統領が再選を果たした。シシ氏は2184万票(得票率97%)、対立候補の「ガッド党」党首ムスタファ氏は66万票(同3%)を獲得。無効票は170万に上るが、100万人以上がイングランドのサッカークラブ「リバプール」で活躍するエジプト人選手モハメド・サラーの名前を書いて投票したと報じられた。謙虚な人柄を賞賛されるサラー選手は母国エジプトでは英雄的な存在で、敬虔なイスラム教徒としての評価も高い。試合会場ではイスラム式の礼拝を行い、娘の名前は聖地と同じ「メッカ」。5月26日に行われた欧州チャンピオンズリーグ決勝戦で肩を負傷したサラー選手の回復を多くのエジプト人が祈っているという(選択6月号ほか)。 |