*映画『祝福』、初聖体の儀式に託す家族の再生
記事年月 | 2018年4月-6月 |
---|---|
号数 | 79 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-6. 東ヨーロッパ】 |
国名 | ポーランド |
トピック | |
記事タイトル | *映画『祝福』、初聖体の儀式に託す家族の再生 |
本文テキスト | アンナ・ザメツカ監督のドキュメンタリー映画『祝福―オラとニコデムの家』(6月23日日本公開、2015年製作)が世界各地の映画祭で高評を得ている。主人公の少女オラ(14)は母親が出て行った家を1人で切り盛りし、酒浸りの父親と自閉症の弟ニコデムの面倒を見る。ストーリーの鍵を握るのはカトリックの初聖体の儀式。親戚中が集まり祝うこの儀式にオラは母親との再会と家族再生の夢を託す。自身は14歳で教会を離れたというザメツカ監督は、教会はオラのような家族や貧しい人に対し多くのことをしていないと語った(カトリック6/24ほか)。 |