*蘇生処置の現場判断に苦慮
記事年月 | 2018年4月-6月 |
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号数 | 79 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-8.その他の宗教関連事象】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
記事タイトル | *蘇生処置の現場判断に苦慮 |
本文テキスト | 毎日新聞が全国の主要自治体を管轄する消防本部や消防局79機関に対して行ったアンケート(74機関が回答、回答率94%)によると、救急搬送の際、心肺が停止している高齢者の蘇生処置を希望しないとの意思を示された経験のある機関が46機関あり、回答全体の6割に上った。また、蘇生処置が不要であるとの意思を受けた場合に、現場の対応で「苦慮する」と回答したのは60機関で、回答全体の8割あった。 本人や家族らからの希望で蘇生が不要であるとされたり、医師からの蘇生中止の指示があったりしても、家族を説得して心肺蘇生を継続すると答えた機関は21機関で、現場での対応を決めている44機関中で最も多い回答であった。消防法令は蘇生措置の実施および死亡判断時には搬送しないというケースしか想定しておらず、回答全体の96%にあたる71機関が国の統一指針を「必要」としている(毎日・東京4/1)。 |