*神職資格取得者の奉職率が減少
記事年月 | 2018年4月-6月 |
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号数 | 79 |
媒体 | 専門紙 |
大分類 | 4月 |
国名 | 日本 |
トピック | 神社新報 |
記事タイトル | *神職資格取得者の奉職率が減少 |
本文テキスト | 2017年度における神職の階位取得者の神社界での奉職率は、皇学館大学・国学院大学をあわせて68.7%であったことが明らかになった。この比率は2016年度よりも10.7%低く、2004年度以来初めて70%を下回った。皇学館大学では神職資格を取得した74人のうち46人(62.2%)が奉職。奉職率は2016年度に比べ25.5%下落した。同大神職養成部によれば資格取得後に他業種へ就職する学生が増えたためという。国学院大学では169人が資格を取得し、120人(71.0%)が奉職。2016年度に比べ奉職率は約5%減少した。同大神道研修事務課は、卒業生自体が減少したことに加え、一般就職や進学の割合の増加が原因と見る。また首都圏出身の学生や女子学生、社会人経験のある学生は地方への奉職を避ける傾向がある一方、神社側も奉職年数に制限を設けたり採用基準年齢を低く設定したりする例が多いという問題があるという(23日付)。 |