*日蓮宗のカウンセリング事業が岐路に
記事年月 | 2018年4月-6月 |
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号数 | 79 |
媒体 | 専門紙 |
大分類 | 6月 |
国名 | 日本 |
トピック | 中外日報 |
記事タイトル | *日蓮宗のカウンセリング事業が岐路に |
本文テキスト | 民間相談・カウンセリング事業を主目的とする宗教界唯一の社会福祉法人である日蓮宗の「立正福祉会」の相談室が岐路に立っている。1981年に設立され、全国寺院に「家庭児童相談室」を開設、2007年には100ヶ所以上にまで増えた。人びとの悩みの変化や官庁への書類提出の厳しさなどから、近年は閉室が増加している。ただし、同会が毎年開く相談員養成講座には毎回30人程度の参加もあり、公的機関との連携しやすさなどから社会福祉法人としての相談室を維持していくのか、カウンセリングの心理学的アプローチを知ることで宗教者としての対応の幅を広げるのかなど、方針が模索されている(13日付)。 |