*干支切手で生じた憶測
記事年月 | 2018年7月-9月 |
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号数 | 80 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-1. 東アジア・太平洋地域】 |
国名 | 中国 |
トピック | |
記事タイトル | *干支切手で生じた憶測 |
本文テキスト | 中国は、人口抑制のため1979年から始めた一人っ子政策を2015年末にやめ、二人っ子政策に移行したが、出生数が思うように増えなかった。政府が9月10日に計画出産関連部門「国家衛生健康委員会」の機構改革を発表し、さらなる規制緩和があるのではないかとの観測が浮上した。観測の発端は、8月6日に中国郵政が公表した2019年の干支(亥年、日本では亥、中国・韓国では豚)の記念切手の1枚に親ブタとともに3匹の子ブタが描かれていることからである。16年は申年で、この年の記念切手は2匹の子ザルが描かれたデザインだった。そのため3匹の子ブタが意味するものは、「3人目まで子どもが持てるようになるか」「産児制限の全面放棄か」と国内外のメディアが報道した。ただ、前回の亥年となる07年の記念切手には5匹の子ブタが描かれており、政策の予告とは限らないとの見方もある(朝日8/23)。 |