*築地の魚河岸水(うおがしすい)神社が移転

*築地の魚河岸水(うおがしすい)神社が移転

記事年月 2018年7月-9月
号数 80
媒体 国内
大分類 【A-1.神道】
国名 日本
トピック
記事タイトル *築地の魚河岸水(うおがしすい)神社が移転
本文テキスト  築地市場の守り神として大切にされてきた魚河岸水神社の遥拝所が、市場の閉場に先立ち、9月8日に移転先の豊洲市場に遷座し、神事が執り行われた。神事には水産仲卸業者や卸売業者ら約300人が出席。水神社を守り続けてきた魚河岸会の伊藤宏之会長は、「みんな水神さまのもとで結束してきた」「水神社は仲卸業者らの心のよりどころ。豊洲でも水神社の下で魚河岸を立派に続けていければ」と話す。
 水神社は日本橋に魚市場があった江戸時代に、市場の創始者である森孫右衛門の一族が大漁や海上安全を願い、日本神話に登場する水の神、弥都波能売命(みづはのめのみこと)をまつったことが起源とされる。1901年に本殿が神田明神の境内に建立され、1935年、日本橋から築地へ市場が移転すると、場内に遥拝所が開設された(東京・東京9/9ほか)。
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