＊政府とイスラム勢力の和平進む中のテロ
| 記事年月 | 2018年7月-9月 |
|---|---|
| 号数 | 80 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-2. 東南アジア】 |
| 国名 | フィリピン |
| トピック | |
| 記事タイトル | ＊政府とイスラム勢力の和平進む中のテロ |
| 本文テキスト | 7月31日、イスラム教徒住民が多いミンダナオ島近くのバシラン島の軍検問所で爆発があり、11人が死亡した（日経8/1）。また、9月2日にはミンダナオ島南部の都市イスランのインターネットカフェ付近で爆発があり、1人が死亡、15人が負傷した（日経・夕9/3）。31日の事件にはイスラム過激派組織「アブサヤフ」、2日の事件には同じく過激派組織の「バンサモロ・イスラム自由戦士（BIFF）」の関与がそれぞれ疑われている。ミンダナオ島では、政府と「モロ・イスラム解放戦線（MILF）」の和平合意に基づいて、7月26日に大統領が同島でのイスラム自治政府樹立を承認する法案を発効させたばかり。2019年初めには暫定自治政府が発足する計画だが、住民投票で島内のどの市町村が自治政府参加を表明するか不透明なのに加えて、MILF以外のイスラム勢力の動きが和平進展にどう影響するかが懸念されている（日経7/27ほか）。 |