*400万人以上の住民が「国民登録」抹消
記事年月 | 2018年7月-9月 |
---|---|
号数 | 80 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-3. 南アジア】 |
国名 | インド |
トピック | |
記事タイトル | *400万人以上の住民が「国民登録」抹消 |
本文テキスト | 政府が7月30日に公開した「国民登録簿」の暫定版に、インド北東部アッサム州の人口約3300万人のうち2900万人分しか登録がなかったことから国内で波紋が広がっている。登録簿から抹消されたのは、東パキスタン(現バングラデシュ)で独立戦争が開始される直前の1971年3月24日以前から、本人または父母がアッサム州に居住していたことを書類上証明できなかった住民。今回の国民登録はアッサム州に限り実施されており、長年不法移民と地元住民との間に摩擦がある同州において、2016年に不法移民追放を掲げて勝利したヒンドゥー至上主義を掲げるインド人民党(BJP)が公約実現のために行ったものとみられる。年内12月に登録簿の最終版が公表される予定だが、暫定版に記載がない住民には異議申し立ての機会が与えられる(産経8/2)。 |