*大統領選でイスラム政党含む野党に政権交代
記事年月 | 2018年7月-9月 |
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号数 | 80 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-3. 南アジア】 |
国名 | モルディブ |
トピック | |
記事タイトル | *大統領選でイスラム政党含む野党に政権交代 |
本文テキスト | 9月23日に実施された大統領選挙で、最大野党のモルディブ民主党(MDP)のベテラン議員で野党連合のソリ候補が約58%の票を獲得し、前大統領で2期目を目指していたヤミーン氏を破った。2013年のヤミーン氏の大統領就任以降、同国は伝統的に友好関係にあったインドと距離を置き、英連邦を脱退した。一方、中国が進める経済圏構想「一帯一路」への参加、インフラ整備を中国支援のもとで行うなど中国との関係を強化してきた。今後は野党連合主導のもと中国とは距離を置いた政策をとると考えられているが、野党内部にはサウジアラビアに近いとされるイスラム主義政党や1978年から30年間独裁体制を敷いたガユーム元大統領などの存在もあり、結束は弱いとの見方もある(毎日9/25ほか)。 |