*朝鮮人犠牲者への追悼文見送りで都知事に批判の声
記事年月 | 2018年7月-9月 |
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号数 | 80 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-3.習俗・慰霊】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
記事タイトル | *朝鮮人犠牲者への追悼文見送りで都知事に批判の声 |
本文テキスト | 小池百合子都知事は8月1日、関東大震災時に虐殺された朝鮮人犠牲者を追悼する式典に対して、2017年と同様に追悼文を送付しないと表明した。理由については、都慰霊協会主催の関東大震災の大法要ですべての犠牲者に哀悼の意を示しているとし、「個別の形での追悼文の送付は控える」と説明。これに対し、共産党都議団は8月2日、「自然災害による犠牲者と虐殺による犠牲者では死の性格がまったく異なる」として追悼文を送るよう求める要請書を都に提出した。式典の実行委員会も同様に小池氏を批判し、追悼文送付を求める約9500筆の署名を都に提出した。 これらの声を受けながらも追悼文送付は見送られ、9月1日に営まれた追悼式典の参加者からは小池氏への批判の声が上がった。また革新都政をつくる会も同日、小池氏への抗議声明を発表した(東京・東京8/2、8/3、赤旗9/5ほか)。[→『ラーク便り』76号27頁参照] |