*国連総長が長崎の平和祈念式典に初参加
記事年月 | 2018年7月-9月 |
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号数 | 80 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-3.習俗・慰霊】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
記事タイトル | *国連総長が長崎の平和祈念式典に初参加 |
本文テキスト | 長崎への原爆投下から73年を迎えた8月9日、長崎市松山町で長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典が営まれ、被爆者や遺族ら約5,200人が犠牲者を追悼した。式典には71ヶ国の代表のほか、国連事務総長のグテレス氏も参列した。国連事務総長としては、2010年8月6日に前任の潘基文(パンギムン)氏が広島の平和記念式典に初めて出席したが、長崎の平和祈念式典への出席はグテレス氏が初めて。 グテレス氏は2017年1月に事務総長に就任し、以降は核軍縮・不拡散の推進に取り組んできた。今回の式典出席には、核軍縮の進展を目指す決意を世界にアピールする狙いがあるとみられる。同氏は式典のスピーチで「原爆を生き延びた被爆者は世界中で平和と軍縮の指導者となってきた」と述べ、「長崎を核兵器による惨害で苦しんだ地球最後の場所にするよう決意しましょう」と呼び掛けた(赤旗8/2、読売・東京・夕8/9ほか)。 [→専門紙キリスト新聞ほか8月参照] |