*ムスリム同胞団75人に死刑判決
記事年月 | 2018年7月-9月 |
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号数 | 80 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
国名 | エジプト |
トピック | |
記事タイトル | *ムスリム同胞団75人に死刑判決 |
本文テキスト | エジプトの刑事裁判所は9月8日、モルシ前大統領の支持者と治安部隊との間で2013年に起こった衝突について、モルシ氏の出身母体である「ムスリム同胞団」の幹部ら75人に死刑、バディーア団長ら47人に終身刑の判決を下した。2013年7月に発生した軍事クーデターによるイスラム系のモルシ氏の失脚への抗議として、当時数万人の支持者が首都カイロ郊外で座り込みのデモを行った。軍主導のシシ現政権は同胞団を「テロ組織」に指定し取り締まりを強化している。国連のバチェレ人権高等弁務官は今回の判決に関して、治安部隊側が罪を問われていない「不公平な裁判」と指摘した(朝日9/9ほか)。 [→『ラーク便り』63号46頁参照] |