*大統領の写真掲揚指示、進む個人崇拝
記事年月 | 2018年7月-9月 |
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号数 | 80 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-4. 中東・西アジア】 |
国名 | トルコ |
トピック | |
記事タイトル | *大統領の写真掲揚指示、進む個人崇拝 |
本文テキスト | トルコ有力紙の一つで2016年7月のクーデター未遂事件以降ドイツで新聞を刊行する『ザマン』が8月28日、トルコ内務省が傘下組織にエルドアン大統領の写真を掲揚するよう通達を送ったと報じた。通達によると使用するのは縦70cm、横50cmの写真という規定で、内務省や警察施設の玄関に掲揚することが要求される。同氏が党首として主導する公正発展党(AKP)は以前、建国の父ケマル・アタチュルクが行った自身の銅像建設や官公庁への写真掲揚指示に対する批判を行っていたため、同紙はアタチュルクに対するエルドアン氏の競争心を指摘している。写真掲揚の指示は歴代大統領において異例のことで、エルドアン氏に対する個人崇拝の進行が懸念される(東京8/31)。 |