＊「エホバの証人」への弾圧強化
| 記事年月 | 2018年7月-9月 |
|---|---|
| 号数 | 80 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-6. 東ヨーロッパ】 |
| 国名 | ロシア |
| トピック | |
| 記事タイトル | ＊「エホバの証人」への弾圧強化 |
| 本文テキスト | 2017年4月に「過激派団体」に認定された「エホバの証人」の信者を対象に、2018年2月以降、十数箇所の都市で信者の逮捕や自宅の家宅捜査が行われている。5月には中国国境に近いビロビジャンで警官150人を動員し、20世帯への家宅捜索「裁きの日作戦」が行われた。ロシア正教会のキリル総主教は本件に関し公式発言を行っていないが、側近が相次いで取り締まりへの支持を表明している。また、2017年の世論調査では回答者の80％が過激派団体への認定を支持した。国内に同教団の信者は17万5千人いるとみられるが、ロシア科学アカデミーの宗教社会学者ロマン・ルンキン上級研究員は彼らが愛国主義に同調しないことが弾圧の原因であると分析する（Newsweek7/17）。 ［→『ラーク便り』75号53頁参照］ |