*末期患者の夢を叶える「救急車」
記事年月 | 2018年7月-9月 |
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号数 | 80 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-7. 西ヨーロッパ】 |
国名 | オランダ |
トピック | |
記事タイトル | *末期患者の夢を叶える「救急車」 |
本文テキスト | ロッテルダムで救急車の運転手を務めていたフェルドブールさんが2007年に設立した「願いをかなえる救急車財団」は、末期患者の外出を介助する活動を行う。当初は非番の日に市の救急車を借り、入院患者の外出を手伝う活動をしていたが、近年では医師や看護師、救急隊員ら約270人がボランティアとして登録し、年2千件前後の依頼を引き受ける。自宅に帰りたいと言う人が多いが、配偶者や子供との思い出の場所を訪ねたい、孫を喜ばせるため一緒に遊園地に行きたいなど要望は多様。フランス南部のルルドを訪れた人や、バチカンで教皇フランシスコに手を握ってもらった人もいるという。夢を叶えた人は1万1千人に達した(朝日9/18)。 |