*司教任命をめぐり中国と暫定合意
| 記事年月 | 2018年7月-9月 |
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| 号数 | 80 |
| 媒体 | 国外 |
| 大分類 | 【B-7. 西ヨーロッパ】 |
| 国名 | バチカン(聖座(Holy See)) |
| トピック | |
| 記事タイトル | *司教任命をめぐり中国と暫定合意 |
| 本文テキスト | 教皇庁は9月22日、司教任命権をめぐって長年対立してきた中国政府との協議で、暫定合意に達したと発表した。教皇は「決断が過去の傷を乗り越え、中国のカトリック信者の統一につながることを願う」と歓迎の意を表明した。今回の協議で、従来バチカンが承認していなかった司教7人の正統性を認めたことについて、合意文書の草案作成に携わったパロリン国務長官は、「史上初めて、中国にいるすべての司教が教皇と信仰を共にする」と表現した。今後は中国当局と地元のカトリック教会が司教候補を選任し、バチカンがそれを適任かどうか判断する。中国外務省も同日、合意を認め、さらなる関係改善を進めると発表した(毎日9/24ほか)。 |