*左派大統領が誕生、カトリック思想も取り込む
記事年月 | 2018年7月-9月 |
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号数 | 80 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-8. 北米・中南米】 |
国名 | メキシコ |
トピック | |
記事タイトル | *左派大統領が誕生、カトリック思想も取り込む |
本文テキスト | 7月1日に行われた大統領選挙で、左派政党「国家再生運動」を中心とする連合候補のアンドレス=マヌエル・ロペス=オブラドール(アムロ)が大差で当選し、初の左派政権が誕生することとなった。同氏は選挙戦で汚職や不正との戦いを打ち出し、麻薬組織撲滅や治安回復に成果の上がらない現政権への不満を取り込んで当選を果たした。演説では「物質的豊かさより、魂の豊かさを求めよう」「キリストは愛だ」と述べるなど、保守的なカトリックの教えと左派政策を結びつけて貧困層の支持を集めたという(世界9月号ほか)。 |