*寺社による写真共有アプリの利用
記事年月 | 2018年7月-9月 |
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号数 | 80 |
媒体 | 国内 |
大分類 | 【A-8.その他の宗教関連事象】 |
国名 | 日本 |
トピック | |
記事タイトル | *寺社による写真共有アプリの利用 |
本文テキスト | 複数の寺社が、写真の共有アプリ「インスタグラム」を用いた宣伝活動などを行っている。専属の写真家によって撮影された四季折々の風景や、僧侶、仏像の写真がアップロードされている清水寺のアカウントに世界中から絶賛の声が寄せられていることが7月7日に報じられた。同寺の僧侶は寺が祈りの場であるにもかかわらず、参拝者がスマートフォンでの撮影に夢中であることを指摘。寺院側がインスタグラムに予め写真を上げておけば抑止になるのではと考え、参拝客に「写真を撮る時間も大切ですが、寺では手を合わせてほしい。30秒でも1分でもいい。祈りのひとときにあて、自分自身と向きあってください」と呼びかけている(朝日・東京・夕7/7)。 また、7月14日には全国の40歳以下の神職で構成される神道青年全国協議会が、同アプリを活用したフォトコンテストを行ったことが報じられた。コンテストのテーマは「神社で見つけた日本の美しさを連想させる写真」。いわゆる「インスタ映え」を求める若者が神社ならではの風景に触れる機会を作るとともに、日本文化に関心を抱く外国人観光客への波及効果を狙ったという(静岡・静岡7/14)。 [→『ラーク便り』77号25~26頁参照] |