*「秋冬花鳥図」の複製が談山神社に里帰り

*「秋冬花鳥図」の複製が談山神社に里帰り

記事年月 2018年7月-9月
号数 80
媒体 専門紙
大分類 8月
国名 日本
トピック 神社新報
記事タイトル *「秋冬花鳥図」の複製が談山神社に里帰り
本文テキスト  談山神社(奈良県桜井市)に大英博物館が所蔵する「秋冬花鳥図」の高精細複製品が奉納され、6月28日に奉納式が斎行された。「秋冬花鳥図」は江戸時代の狩野派筆とされ、元々は同神社にかつてあった学頭屋敷の襖絵だった。経緯は不明だが、昭和初期以降は大英博物館に収蔵されている。今回の複製品は、特定非営利法人京都文化協会とキヤノン株式会社が社会貢献活動として2007年から実施している「文化財未来継承プロジェクト」(綴プロジェクト)の一環として作製された。式典で同神社の長岡千尋宮司は絵の「里帰り」に喜びの意を表しつつ、「この場所で後世まで伝えていきたいというのが私共の願い」と述べた(13日付)。
『ラーク便り』データベースの検索ページに戻る