*潜伏キリシタン 世界遺産登録に寄せて

*潜伏キリシタン 世界遺産登録に寄せて

記事年月 2018年7月-9月
号数 80
媒体 専門紙
大分類 8月
国名 日本
トピック 仏教タイムス
記事タイトル *潜伏キリシタン 世界遺産登録に寄せて
本文テキスト  7月の「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の世界文化遺産登録を受けて、共同通信社編集委員の西出勇志氏の寄稿。同遺産はもともと「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」だったが、ユネスコ諮問機関のイコモスから指摘を受けて、急遽、教会から集落へと構成資産の主体をシフトし、名称も「潜伏キリシタン」に変更した。その結果、「潜伏を代表する地である」浦上や、潜伏後も先祖の信仰を「かくれキリシタン」として続けている生月島が漏れてしまったと指摘する。そうした部分を踏まえた上で、前提に「為政者によるむき出しの暴力」があることを忘れず、「虐殺と抑圧の歴史をしっかりと見据えて『信教の自由』への感度を上げたい」と結んでいる(2日付)。
『ラーク便り』データベースの検索ページに戻る