*即位礼と政教分離についての賛否両論

*即位礼と政教分離についての賛否両論

記事年月 2018年7月-9月
号数 80
媒体 専門紙
大分類 8月
国名 日本
トピック 中外日報
記事タイトル *即位礼と政教分離についての賛否両論
本文テキスト  「相論対論」欄において、「即位礼と政教分離の関係は?」をテーマに賛否両論が掲載。
 「容認」側は齊藤智朗・国学院大学教授で、平成の即位礼・大嘗祭やその後の訴訟を経て、「政教分離についてはすでに結論が出ており、問題があるという感覚はもはや一般的ではありません」「(国家が宗教と)初めから関わらないというのは自由主義国家では無理な話」「皇室祭祀に関して政教分離の観点から捉えること自体そぐわないのでは」「(神道批判があるが)現代では民主国家として寛容の精神を根本に持つことが必要」などと述べる。
 「違反」側は星出卓也・「政教分離原則の侵害を監視する全国会議」事務局長で、「(皇室の伝統と憲法は)全然両立していない」「天皇の代替わりにおいては旧皇室典範のままの儀式」「(宮中祭祀や即位の礼・大嘗祭の費用は)もとは税金」「神道を信じない自由を尊重していただきたい」と述べる(22日付)。
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