*首相が西エルサレムを首都として認定
記事年月 | 2018年10月-12月 |
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号数 | 81 |
媒体 | 国外 |
大分類 | 【B-1. 東アジア・太平洋地域】 |
国名 | オーストラリア |
トピック | |
記事タイトル | *首相が西エルサレムを首都として認定 |
本文テキスト | 12月15日にモリソン首相が、イスラエルの首都として西エルサレムを認定すると表明した。ただし在イスラエル大使館を商都テルアビブからエルサレムへ移転することについては、イスラエルとパレスチナの「2国家共存」の和平が実現するまで見送る方針を示した。すでに10月16日に首相は、エルサレムの首都認定を検討すると表明していたが、この突然の発表の背景には、10月の下院補欠選挙で、ユダヤ系住民の票の取り込みを図る狙いがあると報じられていた(朝日12/16ほか)。 西エルサレムの首都認定に対し、国民の多数をイスラム教徒が占めるマレーシアとインドネシアが反発を強めている。マレーシアのマハティール首相は「オーストラリアにアラブ人とユダヤ人を分裂させる権利はない」と非難した。国民の約9割がイスラム教徒であるインドネシアの外務省は「引き続きパレスチナの権利闘争を支援する」と声明を出した(毎日12/18)。 |